もう戻れない!
27インチのモニターを2枚並べてからというもの、快適さが別次元になってしまった。
もっと早くやっておけば良かったと思いつつ。
今回は、実際に導入したDell S2722DCの使用感と、デュアルにしたことで変わったことを書いてみたい。
モニター27インチ×2、控えめに言って最高
デスクに向かって思う。
「画面、でかっ……そして広っ。」
メインの仕事はウェブエンジニア。
それに、こういったブログを書いたりライター業もやったりと、画面に向かっている時間がとにかく長い。
そんな生活の中で「もうちょっと作業領域があればな……」と思ったことは数知れず。
ただ、気分で作業場所を変えたり、こまめに動きたいので立ち姿勢での作業だったりで、なかなかラップトップのみでの身軽さから離れられなかった。

それでも作業効率を考えるとやっぱりあったほうが良いなと、Dellの27インチモニター(S2722DC)を購入。
さらに、使っているうちにデュアルにしたくなり、もう一台購入。
なんだかんだで2台体制にして1年近く。
もう前の状態には戻れないくらい、快適である。
S2722DCってどんなモニター?

主な特徴は以下のとおり。
- サイズ:27インチ
- 解像度:2560×1440(QHD)
- リフレッシュレート:75Hz
- USB-Cで65W給電可能
- 高さ調整, 縦横回転, 左右角度, 傾き調整
- スピーカー内蔵(3W×2)
- 高さ調整・回転(ピボット)対応のスタンド付き
特に自分が惹かれたのは、USB-Cで給電可能、縦横回転可能という点。
実際にデュアルで使ってみたらこうなった
画面が広いだけで仕事がはかどる

予想以上に快適だった。
フルHDに比べてQHDは、横にも縦にも情報量が多い。
ブラウザとコードエディタ、デザインカンプと仕様書とチャットツール……などなど、全部を並べたまま作業できる。
自分は横向きの左モニターにブラウザとChatGPT、縦向きの右モニターにエディタを配置。
右モニターの右側に本体のMacBook Proを配置して、メインモニターで不足する情報を表示している。
モニター間はアプリのMouseCatchでショートカットで移動しているので面倒も少ない。
一度この広さに慣れると、戻れない。

猫が前に来ても、ちょっとは情報が見えるようになった(笑)
USB-C接続が便利すぎる

MacBookを使っている人間にとって、このUSB-C接続は嬉しい。
ケーブル1本で画面出力・音声出力・充電まで全部できてしまう。
DellのS2722DCは最大65W給電に対応しているので、MacBookへの充電はモニターとの接続ケーブルのみで済む。
今のところ、そのまま2台のディスプレイをそれぞれケーブル接続しているが、そこまで面倒でないので一旦良しとしている。
さらに、モニターの裏にはHDMIやUSBのポートがあるので、デスク周りの配線がすっきり。
モニターライトバーなんかは、そちらのポートに接続している。
スタンドが優秀で姿勢改善にも効果あり

付属のスタンドも優秀。
このスタンド、高さ調整・回転に対応していて、動きがスムーズ。セッティングも楽だった。
「ちゃんとしたモニターアーム買わなきゃ」と思っていたけれど、今のところ不要。
モニターの高さを目線に合わせるだけで、首や肩の疲れがかなり減った。
猫背気味だった自分でも、自然と姿勢が正される感じ。
気になる点は?
発色やコントラストは良いけど普通

この価格帯の中では、の話と思われる。
写真や動画編集を本格的にやる人には、もう少し広色域のモデルが良いのかも。
ただ、ウェブ制作や資料作成、プログラミングといった用途では全く問題なし。
IPSパネルで視野角も広いし、色味も自然で疲れにくい。
写真も扱うし、動画編集も趣味程度にやるが、今のところ特に不満はない。
スピーカーはおまけ程度
3W×2の内蔵スピーカーは、一応音は出る。
が、音質には期待しない方がいい。
自分は別のスピーカーを使っているので、これは完全にサブ用途。
デュアルモニター生活で変わったこと
このモニターを2枚並べたことで、自分の中で以下のような変化があった。
- 複数の作業を並行して快適に進められるようになった
- 情報の取捨選択が早くなり、集中力が上がった
- 肩こりと目の疲れが減った(姿勢とライトの影響もあるかも)
- デスク周りが美しく整って気分が上がる

ちなみに、合わせてモニターライト(Quntis)も導入していて、これも気に入っている。
遅まきながらではあるものの、作業環境の向上は常に大事、と実感。
