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注意!LINE Messaging API プッシュメッセージ通数のカウント方法にお気をつけを

注意!LINE Messaging API プッシュメッセージ通数のカウント方法にお気をつけを ウェブ制作・運用
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LINE Messaging APIのプッシュメッセージ通数のカウント方法には気をつけよう、という話。

LINEを利用しているクライアントが結構多いのです。
ウェブサイトやシステムの制作とあわせて、ウェブサイト・システムからのアクションをLINE Messaging APIを使ってからLINEメッセージで通知して欲しい、という要望があったりします。

例えば、問い合わせの内容をLINEに送信、商品購入タイミングで担当者にLINE送信、など。
システムでおこなう営業活動報告を、同時にLINEに送信したいなんかもあります。

ここでLINE Messaging APIのプッシュメッセージを利用します。
無料でも1,000通/月まで送信可能……なんだ無料でそれなりに送れるじゃんなんて実装してみたら、運用2日目に1,000通を超えて送信不可に

メッセージ送信先をグループにする場合には注意。
グループに参加しているユーザ数の分、通数にカウントされます

LINEを使っているならLINE Messaging APIは便利

LINE@からLINE公式アカウントに移行してもう結構経ちましたね。
プランなんかは変わりましたが、Messaging APIは変わらず便利に使えます。

注意!LINE Messaging API プッシュメッセージ通数のカウント方法にお気をつけを
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応答メッセージはそれまで通りでした。
LINEでのアクションをもとに、任意のDBにインサートしたり、LINEに応答メッセージを送信する形ですね。

LINEを仕事に使っていれば、結構便利なんですよね。

LINE Messaging APIのプッシュメッセージは使える……が

本記事で触れたいのは、LINE公式アカウントに変わった際に無料で使えるようになったMessaging APIのプッシュメッセージ。

通常ではウェブサイトの問い合わせがあった場合、担当者のメールに内容が送信されることが多いですが、それを担当者にLINEで送信することが可能になります。
メールより気付きやすいので、重宝される方(会社)が多かったりします。

$httpClient = new \LINE\LINEBot\HTTPClient\CurlHTTPClient(CHANNEL_ACCESS_TOKEN);
$bot = new \LINE\LINEBot($httpClient, ['channelSecret' => CHANNEL_SECRET]);
$textMessageBuilder = new \LINE\LINEBot\MessageBuilder\TextMessageBuilder("送信内容1行目\n2行目");
$response = $bot->pushMessage(LINE_GROUP_ID, $textMessageBuilder);

引用:https://developers.line.biz/ja/reference/messaging-api/

こんな記述で使えるので非常に簡単。
コード内でLINE_GROUP_IDと書いていますが、ここにグループIDを記述すると、公式アカウントを参加させたグループにLINEメッセージを送信できます。

グループでは無く、個人に宛ててメッセージを送るのであれば問題無いのですが、グループの場合は注意が必要です。
グループに参加しているユーザ数の分、通数にカウントされます。

送信先をグループにする場合は注意!LINE Messaging APIのメッセージ通数カウント方法

注意!LINE Messaging API プッシュメッセージ通数のカウント方法にお気をつけを

引用:https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/plan/

LINE Messaging APIのプランは上記のようになっています。
まずはフリープランから試すことになると思いますが、気をつけなくてはいけないのが「無料メッセージ通数:1,000通」の部分。

ある案件で、ウェブサイトからのアクションをLINE通知して欲しいとの話を受け、プログラムを実装。
アクションが発生した場合に、あらかじめ作成しておいたLINEグループにメッセージを送信する形です。

リリース当日は問題無く送信できました。が、2日目にはLINEが送信されていないとの連絡。
Failed to send messages とのエラーが発生していました。

気になって送信メッセージ数を確認。
下記から確認可能です。

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LINE Developersサイトは開発者向けのポータルサイトです。LINEのさまざまな開発者向けプロダクトを利用するための、管理ツールやドキュメントを利用できます。LINEログインやMessaging APIを活用して、アプリやサービス...

調べてみると……当日の分は見ることができないのですが、1日目で600通送信したことになっていました。
ウェブサイトからLINEへ送信したのは15回。600通とは……??と思い調べていてフォーラムで答えを見つけました。

グループに参加しているユーザ数の分、通数にカウントされます
おおぅ、価格表に書いておいて欲しかった。

今回の送信先のグループには40名参加していました。
LINEを送信したのは15回ため、「15回×40名=600通」送信したことになっていました。

1,000通/月じゃ全く足りない……ということで、有料プランを契約、という流れになりました。

ま、先にちゃんと検証するべきでしたね。
無料という文字には注意が必要です笑

 

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