40代ウェブエンジニア。生活を変えたら世界が変わった。

ライフログ

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2025年。
2000年から四半世紀経過。振り返ればあっちゅうま。

会社員生活を卒業し、フリーランスとしての道を歩み始めて10年。
ここまでのらりくらりとそれほど不満のない生活だったけれど、昨年は確実に「暗黒期」だった。

リビングで昼食をとった後、体を動かせなくなる。
「動かなくちゃ……」と頭では思うのに、心も体も言うことを聞かない。

笑うことも、話すこともできなくなった。
プライベートも楽しめない。ずっと落ち込んでいる状態で家族にも迷惑をかけた。

そこから半年ほど。今は世界が変わったような気分。
家族との時間は笑えて楽しいし、プライベートも充実している。仕事にも気持ち良く臨めている。

なんでこんなにも変われたか。
生活を、変えたのです。

他人への過度な期待が引き起こした「心の乱れ」

振り返ると、落ち込んでいた2ヶ月間は本当にどん底だった。

家族と話すことができない。友人と過ごしても笑えない。
小さなことに苛立ち、些細な出来事が心をかき乱す。

そんな自分にさらに追い打ちをかけたのは、頭の中で終わりのない反芻を続けること。
夜、布団に入っても嫌な出来事が頭を巡り、眠れない。

寝不足で集中力を欠いたまま仕事をこなす。
それでも効率は上がらず、自己嫌悪のスパイラルに陥る。

原因をたどれば、「他人への期待」が大きかった。

仕事でのトラブルが発端だった。
自分が起因では無いが渦中にはいた。

「長年一緒に働いてきたんだからわかるでしょ」
「もう大人も大人なんだから責任持って動くでしょ」

そんな思いを心の中で押し付け、自分の期待に応えない相手に落胆していた。
その結果、がっかりした態度を隠すこともできず、自分を責め、心がどんどん沈んでいった。

ところがある日、ふと「変えられないことを考えても仕方がない」と思えた。
そして、「変えられることに集中しよう」という考え方に切り替えられたのだ。

あ、なんかこれ、アドラーさんが言ってたやつ?と思って、昔読んだ”嫌われる勇気”を読み直してみた。
仕事合間に読んでは、その時自分に大事だと思うことをメモして、朝仕事をする前にメモを読んでから仕事に取り組んだ。

それが大きな転換点だった。
少しずつ、前向きになったのです。

「生活の再設計」で取り戻した自分

それでも完全に復活したわけではなかった。
気づけば心の中の「ダークなお気持ちさん」が何かを囁いてくる。

頭の中で繰り返される負の会話に終わりが見えない。
おしゃべりな感情たちに疲れ果てていた。

2024年、年末に混む前に鹿島神宮参拝

そんな状態では、当然のように睡眠が足りない。
1日2時間しか眠れない日もあり、昼寝すらまともにできない。

「もう40代だ。これはまずい。」
そう思った自分は、生活そのものを変えることを決意した。

環境そのものは悪くなかった。コロナ禍をきっかけに田舎へ移住し、自然に囲まれた環境で仕事をしていた。
しかし、環境の良さを十分に活かしきれていなかった。

朝の時間を味方につける

生活改善の最初の一歩は「早起き」だった。

それまで、明け方まで眠れず、昼近くに起きる生活が当たり前だったが、これを徐々にシフトしていった。

2025年の初日の出。

最初は8時起きからスタート。
慣れてきたら7時半、7時……と少しずつ早めていき、2ヶ月後には5時台に起きる生活が定着した。

起きた後の時間を有効活用するために、以下のモーニングルーティンを取り入れた。

1. 白湯を飲む

身体を温めることで、徐々にエンジンをかける。

2. 青竹踏み(5分)

足裏の刺激で血行を促進し、頭をスッキリさせる。

3. 筋トレ(5分)

短時間でも身体を動かすことで、活力を生む。

4. ジャーナリング(5分)

頭の中にある思考を紙に書き出し、整理する。

5. 瞑想(3分)

呼吸に集中して、心を落ち着かせる。

6. 読書(10分)

知識を吸収し、刺激を受ける。

7. 勉強(30分)

スキルアップの時間を確保する。

このルーティンのおかげで、一日の始まりを充実したものにできるようになり、仕事への集中力も向上。
効率よく仕事をこなせる喜びが戻ってきた。

小さな習慣が世界を変える

早起きだけでなく、生活全体の見直しを進めた。

16時間断食

半年間続け、体重が落ち、体調も良くなった。
体重は測っていないけど、よく言われるので(笑)。

妻には、むくみが取れたよ、と言われている。

飲酒のコントロール

毎晩飲んでいた酒を欲しなくなり、自然と減った。
禁酒したわけではなく、友人と会った時には飲んだりもする。でも、翌日からまた飲まなくなる感じ。

カフェインの調整

午前中の一杯のコーヒーだけを楽しむことで、夜の睡眠を妨げない工夫。

これらの取り組みを通じて、心身の健康が回復した。

「大丈夫だよ」を届けたい

今から思えば、何で他人に期待してるの?という一言で終わってしまうようなことだった。

が、そこから自分のことも責めて堕ちに落ちたあの時のことを思い出すと、とにかくつらい。
お先真っ暗とはまさにあの事で、明るい未来なんて想像できなかった。

悩みは人それぞれだ。
他人からすればそんなことで?なんてこともある。

自分の場合は、これまで落ちていた時のことを思い返すと、生活が乱れていたと思う。
だから、しんどいけど、生活を見直すことで取り戻せることもある、と伝えたい。

そして、落ち込んでいた時の自分に伝えたい。
なんとかなる、と。未来の自分は楽しんでいる、と。

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