40代ウェブエンジニア。生活を変えたら世界が変わった。 という記事を書いた。
あの記事で書いたのは、生活を見直したことで、仕事や暮らしの感覚がかなり変わった話。
朝の時間を整える。
白湯を飲む。
身体を動かす。
瞑想する。
読書する。
勉強する。
そんな小さな習慣を積み直していく中で、思っていたより大きく変わったものがある。
飲みもの。
以前の僕は、コーヒーをよく飲んでいた。
朝から飲み始めて、午後も飲む。
夕方近くまで飲む。
酒も毎晩のように飲んでいた。
缶ビールを1本か2本。
日によっては、ウイスキーのような強い酒を飲むこともあった。
それが今は、かなり変わった。
コーヒーは、昼までに一杯。
酒は、家ではほとんど飲まない。
完全にやめたわけではない。
でも、以前のようには必要としていない。
やめようと強く決めたというより、生活を整えていたら、いつの間にかいらなくなっていた。
それが、今の実感です。
生活を見直したら、飲むものも変わった
生活を整える前は、仕事に寄りすぎていた。
朝起きる。
パソコンに向かう。
頭がぼんやりする。
コーヒーを飲む。
もう少し作業する。
またコーヒーを飲む。
夜になったら、仕事の頭を引きずったまま酒を飲む。
たぶん、自分の中ではそれが普通だった。
コーヒーで無理やり上げる。
酒で無理やり下げる。
そういうリズムになっていたのだと思う。
でも、生活を見直していく中で、少しずつ仕事だけに寄っていた思考が暮らしのほうへ戻ってきた。
朝の状態。
昼の眠気。
夕方の疲れ。
夜の時間。
寝つき。
翌朝のだるさ。
そういうものを、前よりちゃんと感じるようになった。
すると、酒やカフェインが「本当に欲しいもの」なのか、「癖で手に取っているもの」なのかが少し見えてきた。
コーヒーを常に飲んでいた頃
以前は、コーヒーを常に飲んでいた。
朝から飲む。
午前中も飲む。
昼を過ぎても飲む。
夕方近くまで飲むこともあった。
飲みたいから飲む、というより、かなり癖に近かったと思う。
目を覚ましたい。
集中したい。
もう少し仕事を進めたい。
そう思うたびに、コーヒーを入れる。
でも、今振り返ると、コーヒーを飲んでいたから仕事が進んでいたわけではない。
むしろ、睡眠不足の状態を、カフェインで無理やり押していた。
頭は起きているようで、あまり冴えていない。
仕事をしているつもりでも、脳の動きは悪い。
効率も良くない。
それでいて、気は立っている。
ピリピリしていたと思う。
自分では「仕事を頑張っている」と思っていたけれど、実際には疲れた身体と頭を刺激で動かしていただけだったのかもしれない。
今は、昼までの一杯が楽しみになった
今は、コーヒーを完全にやめたわけではない。
むしろ、飲んでいる。
ただし、昼までに一杯。
これが今の自分にはちょうどいい。
不思議なもので、量を減らしたら、コーヒーが前より楽しくなった。
眠気を押しつぶすためのものではなくなった。
午前中に飲む、ご褒美のような一杯になった。
朝のルーティンを終えて、仕事に入る前。
少し落ち着いたタイミングで、コーヒーを飲む。
以前は惰性で何杯も飲んでいたのに、今は一杯がちゃんと楽しみになっている。
たくさん飲むより、少なく楽しむほうが、自分には合っていたのかもしれない。
午後はノンカフェインにする
昼を過ぎたら、基本的にノンカフェインにしている。
白湯。
ハーブティー。
炭酸水。
このあたりを飲む。
外にいるときも、午後はノンカフェインを選ぶようにしている。
ただ、これが意外と難しい。
自販機で買おうとすると、ノンカフェインの選択肢はあまり多くない。
特に寒い時期は困る。
温かい飲み物を買いたいのに、コーヒー、紅茶、緑茶が並んでいて、ノンカフェインが少ない。
白湯が売っていればありがたい。
麦茶やルイボスティーがあれば助かる。
でも、いつもあるわけではない。
それでも、午後はなるべくノンカフェインにする。
そうすると、夜がかなり違う。
寝られるようになった。
夜中にトイレへ行く回数も減った。
もちろん、これが全部カフェインだけの影響だと言い切るつもりはない。
生活全体を整えているので、いくつもの要素が絡んでいると思う。
ただ、自分の体感としては、午後のカフェインをやめたことはかなり大きかった。
酒は、飲みたいというより癖だった
酒も同じ。
以前は、毎晩のように飲んでいた。
だいたい缶ビールを1本か2本。
ときには、ウイスキーのような強い酒も飲む。
仕事が終わったら飲む。
夜になったら飲む。
それが当たり前になっていた。
でも、生活を見直していたある日、ふと晩酌のビールを忘れた。
「あ、忘れた」
と思って、冷蔵庫へ取りに行こうとした。
そこで、試しに飲まないでみた。
すると、翌日も忘れた。
さらに次の日も、別に飲まなくてよかった。
そのとき、少し分かった。
僕は、飲みたいから飲んでいたというより、癖で飲んでいたのかもしれない。
そして、刺激を求めていたのだと思う。
仕事に寄りすぎた頭を、生活のほうへ戻すために、酒を使っていた。
夜のスイッチとして、酒に頼っていた。
でも、生活そのものを整え始めたら、そのスイッチが必要なくなっていた。
飲まない方が眠れることに気づいた
以前は、酒を飲んだほうが眠れると思っていた。
でも、僕の場合は違った。
飲まないほうが眠れる。
これは、かなり大きな気づきだった。
酒を飲むと、たしかに一時的には眠くなる。
でも、翌朝の状態が良くない。
眠ったつもりなのに、だるい。
頭が重い。
夜中に起きる。
身体が回復していない感じがある。
飲まない夜は、最初は少し物足りない。
でも、寝つきが悪くなるわけではなかった。
むしろ、生活リズムが整ってくると、自然に眠くなる。
「飲まないと眠れない」と思っていたけれど、その状態自体がおかしかったのだと思う。
少なくとも、今の僕にはそう感じている。
夜の時間と食事が戻ってきた
酒を飲まなくなって、夜の時間が変わった。
以前は、酒を飲むと楽しいと思っていた。
実際、楽しい部分もある。
気分がゆるむ。
少しぼんやりする。
日中の緊張がほどける。
でも、それは同時に、麻痺させている感じでもあった。
疲れ。
不安。
考えすぎ。
仕事の残り香。
そういうものを、酒でぼかしていたのかもしれない。
飲まない夜は、最初は少し静か。
でも、その静かさに慣れてくると、夜の時間がちゃんと楽しめるようになった。
食事もおいしい。
酒に合わせるのではなく、食事そのものを味わえる。
食べ終わったあとも、頭がぼやけない。
本を読める。
映画を観られる。
少し片付けられる。
家族と普通に話せる。
夜の時間が、酒のための時間ではなく、暮らしの時間に戻ってきた感じがある。
完全にやめたわけではなく、距離が変わった
カフェインも酒も、完全にやめたわけではない。
コーヒーは飲む。
ただし、午前中に一杯。
酒も、友人と会ったときには飲むことがある。
ただし、量は少なく。
一人のときは飲まない。
家でも飲まない。
妻が飲めないこともあって、家で酒を飲む流れがなくなった。
そして何より、飲みたくならなくなった。
これは、自分でも少し驚いている。
「我慢している」という感じではない。
飲まないほうが楽。
飲まないほうが翌朝の状態がいい。
飲まないほうが夜を楽しめる。
そう感じるから、自然に飲まない。
カフェインも同じで、禁止しているわけではない。
より楽しく、より適切に摂るようになった。
コーヒーは、疲れをごまかすための刺激ではなく、午前中の楽しみになった。
酒は、毎晩の癖ではなく、人と会うときに少し楽しむものになった。
距離が変わったのだと思う。
体調は、明らかに楽になった
体調は、明らかに良くなった。
少なくとも、僕の体感としてはそういう感じ。
だるさが弱い。
頭が冴えやすい。
朝の状態が読みやすい。
気持ちがピリピリしにくい。
食事がおいしい。
夜の時間を楽しめる。
これだけで、かなり大きい。
以前は、カフェインと酒で一日を動かしていたようなところがあった。
朝から午後まではコーヒーで押す。
夜は酒で落とす。
でも、その波が少し静かになった。
上げすぎない。
下げすぎない。
刺激で動かすより、リズムで動く。
40代になってからは、そのほうが合っているのだと思う。
これは健康法ではなく、生活の観察ログ
これは、カフェインをやめようとか、酒をやめようという話ではない。
健康法としてすすめたいわけでもない。
人によって合うものは違う。
体質も、生活も、仕事も、楽しみ方も違う。
僕の場合は、生活を整えたら、酒とカフェインを前ほど必要としなくなった。
それだけの話。
ただ、それは自分にとってかなり大きな変化だった。
コーヒーを常に飲まなくても、仕事はできる。
酒を飲まなくても、夜は楽しい。
飲まないと眠れない、ではなく、飲まないほうが眠れることもある。
刺激を入れて動かすより、生活のリズムを整えたほうが、頭も身体も楽なことがある。
そんなことを、少しずつ実感している。
生活を変えたら、世界が変わった。
その続きとして、飲むものも変わった。
今は、朝の一杯のコーヒーが楽しい。
夜に酒を飲まない時間も楽しい。
それで十分だと思えるようになった。