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Xcode 7でiOS実機テストが無料になった時の記録

Xcode 7でiOS実機テストが無料になった時の記録

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iOSアプリ開発者には朗報でしょう。

iOSアプリの実機テストが『Xcode 7』より簡単且つ無料でできるようになりました。

実機テストをするために必要だった有料の開発者登録が不要になります。
iPhoneでもiPadでも好きな端末でお手製アプリをテストできますね。

これまでは年間11,800円を支払って、有料のApple Developer Programに登録しなければいけなかったため、悩まれていた方も多いのではないでしょうか。

有料開発者登録してからも、実機テスト用のデバイス登録をしなくてはならなかったりと、実機テストは面倒な作業のひとつでした。

『Xcode 7』ではApple IDさえあれば実機テストができ、また、デバイスの登録などの作業も必要なく簡単な作業でテストできます。

では、実際に実機テストまで試してみましたので、その方法をまとめますね。

2026年7月追記。
この記事は、2015年にXcode 7 betaでApple IDだけのiOS実機テストを試した記録です。
現在のXcode、iOS、Apple Developer Program、署名まわりの条件は当時と変わっているため、この記事の画面や手順をそのまま現在の正解として読むものではありません。
今確認するなら、Apple DeveloperのXcodeサポートApple Developer Downloads開発用プロビジョニングプロファイルregistered devicesへの配布を確認するのが安全です。
Xcodeと検証機のバージョン違いで詰まった記録は、iOS検証機のバージョンでXcodeが動かなくなった記録にも残しています。

iPhoneでもiPadでも Apple IDさえあればiOSアプリの実機テストが可能

前提としてApple Accountが必要です。
現在の作成手順はApple公式サポートで確認してください。

Xcode 7でiOS実機テストが無料になった時の記録
How to create a new Apple Account - Apple Support
With your Apple Account, you can access all Apple devices and services — such as iCloud, the App Store, and more.

『Xcode 7』をダウンロードする

下記より『Xcode 7 beta』をダウンロードします。

Xcode 7でiOS実機テストが無料になった時の記録
Downloads Overview
Download tools for developing great apps for Apple platforms.
Xcode 7 betaをダウンロードする画面

2015/6/10現在、プレリリースとなっておりbeta版です。

『Xcode 7』をインストールする

ダウンロードされたファイルを起動します。

ダウンロードしたXcodeファイルを起動する画面

Xcode-betaをアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップします。

Xcode betaがインストールされた画面

僕の場合はXcode6をいれていたので、インストールされるとその下にXcode-betaと表示されました。

Xcodeのライセンス同意画面

起動するとライセンス同意のポップアップがでますので、同意して進めていきます。

無事、『Xcode 7 beta』が起動しました。

Xcode 7 betaを起動した画面

テスト用プロジェクトを作成する。

※既存プロジェクトを使う場合はここは飛ばしてください。

実際に実機でテストするために、簡単にテスト用のプロジェクトを作成します。

まず、『Create a new Xcode project』をクリックします。

Xcodeで新規プロジェクトを作成する画面

テンプレートを選ぶ画面になるので、iOSのApplicationから適当なテンプレートを選択します。
テスト用なのでどれでも構いません。

iOSアプリのテンプレートを選ぶ画面

ここでは初期設定の『Master-Detail Application』を選択しました。
Nextボタンをクリックします。

プロジェクトの情報を入力する画面になるので、こちらも任意で入力します。

Xcodeでプロジェクト情報を入力する画面

ここでは上図のように設定しました。
Nextボタンをクリックします。

最後にプロジェクトファイルの保存場所を指定します。

Xcodeプロジェクトの保存場所を指定する画面

テストなので、下部の『Source Control』のチェックは外します。

Createボタンをクリックしてプロジェクトの作成は完了です。

実機でテストする

開発用の画面になりますので、まずはシミュレーターで表示してみることにします。

ここではビルド対象としてiPhone6を選択しました。

Xcodeシミュレーターでアプリを実行する画面

▶︎をクリックしてシミュレーターを立ち上げます。

ビルド完了後にプロジェクト内容を確認する画面

ビルドが完了するとプロジェクト内容がシミュレーターで立ち上がりました。

シミュレーター上でアプリのホーム画面を確認する画面

ホーム画面はこのような形です。

ここまでは今までと同じシミュレーターでの確認になります。
では、実機にビルドしてみましょう。

これまでなら、新規実機であれば登録してprovision fileを再生成したりしなくてはいけませんでした。
が、そんな作業は一切無用。

まず、テストで使用したい実機をUSBでPCに接続します。
開発用の画面に戻り、ビルド対象から実機を選択します。

Xcodeで実機をビルド対象に選ぶ画面

一番上の未接続時には『iOS Device』だった項目が、接続している実機名になっていれば大丈夫です。

後は▶︎をクリックしてビルドの完了を待つだけです。


■注意点

  • 『Xcode 7 beta』では、”Deployment Target” が初期設定で9となっています。
    実機のiOSバージョンに合わせて設定する画面
    こちらは実機のiOSバージョンに合わせてください。
  • ビルド中にエラーが発生して『Fix Issuse』ボタンがある場合はクリックして進めてください。

ビルドが無事完了すると、自動的にアプリが起動します。
実機でアプリが起動した画面

無事に立ち上がりました。

iPhone実機でアプリの起動を確認した画面

ホーム画面にも、

実機上でアプリアイコンが表示された画面

しっかりアイコンが表示されています。

これまで面倒だった作業が、あっさりと出来てしまいました。

まとめ

AppStoreにアプリを配布するには、これまで通り有料のApple Developer Programへの登録が必須です。

しかしながら、今回の変更によりiOSアプリの実機テストのハードルが下がったことで、iOSアプリ開発自体のハードルが下がったと言っても差し支えないと思います。

シミュレーターで開発するのと実機で開発するのには、モチベーション面でもやる気に大きな違いがでるのではないでしょうか。
製作したアプリを無料で実機にいれられるわけですから、リリースする前に知人や家族に触ってもらって感想を聞くこともできますよね。
自分用アプリを製作して使うこともできるわけです。
用途はいろいろありますね。

新たにiOSアプリの開発を考えている方にも、もともと開発をされていた方にも、開発時の手間が減り自由が増えることは、アプリ開発が盛り上がるきっかけにもなります。

是非、さらに使いやすい機能を実装してくれることを望みます。

iOSアプリのリリース方法などのまとめは下記をどうぞ。

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