8年もの間利用してきたSoftbank(ソフトバンク)。
そのソフトバンクを解約して、先日LINEモバイルに乗り換えました。
結果、月額が4分の1以下に。
もっと早く乗り換えておけば良かったと思うばかりですが、どうにも面倒でほったらかしになっていました。
そんなどうしようもない僕に舞い降りてきたのがSIMフリースマートフォンZenFone 3。ソフトバンクで利用していたiPhoneから、そのZenFoneにスマートフォンも乗り換えての再出発です。
MVNOへの乗り換えとなると手間が多そうな印象ですが、やってみれば簡単でさほどストレスも感じませんでした。
ここでは、ソフトバンクからLINEモバイルに乗り換えるまでの手順と乗り換えることでのメリットについてまとめます。
目次
格安SIM会社MVNOへの乗り換えにあるハードル
格安SIMを提供している会社「MVNO」への乗り換えはその噂を聞くようになってから興味はありました。2015年でしたか、SIMロック解除が義務化されてから頻繁に耳にするようになったわけですが、そのタイミングで新機種に代えてしまったことで、2年縛りが終わるのを待つ結果となってしまったのでした。
そしてその2年縛りの終わりがきた先日、満を持してMVNOへの乗り換えを決意。
ZenFone 3開封!ZenTourで受け取ったZenFoneの外観チェック
ASUS「ZenTour 年末年始大感謝祭!」に初心者ながら参加してみたよ
ちょうど手元には今年1月のブロガーイベントで受け取ってきたZenFone 3もありました。
MVNOへの乗り換えにあるハードル、2年縛りとSIMフリースマートフォンの2つをクリアした形です。
MVNOはLINEモバイルにすることに。
価格が安いことに加え、頻繁に利用するSNSなどのサービス、LINE・Twitter・Facebook・Instagramがカウントフリーなことも魅力。また、LINEモバイルはdocomo回線ですが、ソフトバンクにしていた理由が住んでいる場所でよく繋がるからといった理由でもなかったので、問題ないだろうとの判断でした。
ソフトバンク(ホワイトプランR)とLINEモバイル(コミュニケーションフリープラン)の月額料金の差
MVNOに乗り換えるメリットはなんといっても、その月額料金の安さ。
まず、ソフトバンクでの解約直前の月額料金明細ですが……。
前月まで機種代金がかかっており月額1万円ほどかかっていました。
当月となり機種代金支払い期間が終わって機種代金がかからなくなったのですが……。
丸々機種代金分が引かれるのかと思いきや、月々割が2年までということで、それまで引かれていた2,250円が無効となってしまいました。なんと。
ということで、機種代金分がかからなくなったにもかかわらず、2,000円弱ほどしか変わらないことに。月々8,000円以上の固定費+通話料がかかる計算です。機種代金ようやく払い終わったというのに高すぎでしょ……。
さて、LINEモバイルではコミュニケーションフリープランの音声通話SIM(データ通信+SMS+音声通話)を申し込む形としました。
3GBで月額1,690円です。ソフトバンクとの月額差は6,000円以上。なんと4分の1ですよ。
使い始めてから1ヶ月注視していましたが、自宅・職場とWi-Fi環境にあり、Wi-Fiがなくてもよく使うサービスがカウントフリーだったりするので、3GBには到底至りませんでした。
3GBだと少ないかなと考えてもいたのですが、僕の場合は全く問題なかったです。
もっと早く乗り換えておけば良かった……と、一旦後悔は忘れて実際に乗り換え作業です。
ソフトバンク(softbank)でMNP予約番号を発行してもらう
さて、まずはソフトバンクからMNP予約番号を発行してもらう必要があります。
これは電話一本で可能です。
注意点として、MNP予約番号には有効期限があります。
LINEモバイルでは有効期限が残り10日以上必要なので、LINEモバイルに申し込む準備ができた後に発効してもらった方が良いです。
ソフトバンクの「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)お問い合わせ窓口」の電話番号は下記。
0800-100-5533
※AM 9:00~PM 8:00(無休)
この番号に、ソフトバンクで利用している携帯から電話します。
電話が繋がった後は、ガイダンスに沿ってナンバーを押していきます。
「電話しているスマートフォンがMNPしたいものか」「本人確認で暗証番号」などなどが聞かれますが、なぜか”乗り換え先の会社”を聞かれたりもします。
ガイダンスが終わると、オペレーターに繋がるのですが、MNP予約番号を発行してもらってさくっとおしまい、とはいきません。
ガイダンスの質問にあった”乗り換え先の会社”について聞かれ、それがソフトバンク関連でないとわかると、 ソフトバンク運営のY!mobile(ワイモバイル)を勧められます。「お客様の現在の利用状況だとLINEモバイルだと損しますよ」などなど云々、早口で伝えられますw
結構なのでMNP予約番号を教えてください、と伝えると次は乗り換えに発生する金額についての説明になります。
が、ここで想定外の「13,500円」という額が返ってきました。
内訳は
- 他社乗り換え手数料 … 3,240円
- 更新期間外 … 10,260円
とのこと。
これまでの8年間、2年区切りで機種変更をしてきたので、機種代金が終わった今は更新期間だと思っていました。が、オペレーターがいうには、なぜか更新期間は来年だというのです。
マイソフトバンクから確認してみたところ、確かにそのようになっていました。
「プランの変更等があったのだと思います」とオペレーター。
10,260円の出費は予想外で痛いですが、もうここまで来て引くつもりもありません。さよならソフトバンク。
MNP予約番号はソフトバンクで契約している携帯のSMSに送られてきます。
うっかりミスとしか言えないですが、更新期間は確認しておくようにしましょうw
LINEモバイル申し込み手順
LINEモバイルにはネットから簡単に申し込みできます。
LINEモバイル
申し込み完了までは手順に沿って入力・選択していくだけなので、10分ほどあれば簡単に申し込みできますよ。
上記にリンクを貼りましたが、LINEモバイルのページにアクセスしたら、右上の「申し込む」ボタンをクリックします。
申し込むにあたって必要な情報が表示されます。
MNP予約番号は前述の手順で手元にあるかと思いますので、「本人確認書類」「クレジットカード」「メールアドレス」が必要となります。
本人確認書類は免許証などになります。スマホ等で撮影してパソコンに落としておきましょう。
申し込みの流れは、
- プラン選択
- お客様情報入力
- 本人確認
- 支払方法選択
- ログインID・パスワード設定
- 申し込み完了
なります。
申し込み方法の選択
まず、申し込みに入る前に「申し込み方法の選択」があります。
通常申し込みか、コードを使用しての申し込みかの選択。今回は通常申し込みです。
続いて申し込み区分の選択。
今回は他社からの乗り換え(MNP転入)となります。
「他社からの乗り換え(MNP転入)」を選択すると、MNP予約番号や転入予定携帯電話番号の入力を求められます。
これでいよいよ申し込みとなります。
1. プラン選択
続いてプラン選択に移ります。
今回僕が選択したのはコミュニケーションフリー。ここは希望のプランを選択する形ですね。
※プラン内容詳細: https://mobile.line.me/plan/
プランを選んだ後はデータ容量やサービスタイプを選択します。
続いてSIMカードのみか、端末も含んで申し込むかの選択となります。
今回は端末はすでに手元にあるので、SIMカードのみを選択します。
SIMサイズ選択では、手持ちの端末に合うサイズを選択します。Zenfone 3の場合はマイクロSIM(中)となります。
オプション選択の画面になりますが、こちらはお好みの内容に。
ここまでの手順が完了すると、選んだプランに合わせた金額が表示されます。
初期費用は3,400円。内訳は登録事務手数料3,000円とSIMカード発行手数料400円です。
2. お客様情報入力
続いてはお客様情報の入力となります。
ここでは契約者名や生年月日を求められますので、流れに沿って入力していきます。
入力が完了すると、本人確認のメール送信となります。
メールを確認し、メール内に記載されているURLより申し込み手続きを続けます。
3. 本人確認
メール内に記載されたURLをクリックすると、本人確認のフェーズとなります。
本人確認書類の中から準備したものをプルダウンから選び、その本人確認書類の画像をアップロードします。
4. 支払方法選択
続いて支払方法の選択となります。
クレジットカードの他にもLINE Payカード・LINE Payでの支払いも可能です。
5. ログインID・パスワード設定
最後に、LINEモバイルでのアカウントを作成します。
ログインIDとパスワードを設定します。
このIDとパスワードでLINEモバイルにログインすることで、利用状況の確認などができるようになります。
最終確認をして申し込みは完了となります。
6. 申し込み完了
申し込みが完了すると、メールが送られてきます。
ここまでの手順で、LINEモバイルからSIMカードが発行されることとなります。
【LINEモバイル申し込みページ】
LINEモバイル
端末にSIMカードを差し込み設定後、MNP開通をして乗り換え完了!
数日後、LINEモバイルからSIMカードが郵送されてきます。
僕の場合は申し込み完了から2日後でした。
郵送されてきた封筒の中には、SIMカードの他マニュアルなどが同封されています。
ではでは早速SIMカードをセットしていきます。乗り換え先の端末はZenfone 3。
端末の付属品のピンを使ってSIMカードトレイを出し、そこにLINEモバイルのSIMカードを置いて差し込みます。
SIMカードを挿入した後は、マニュアルに沿って端末で設定していきます。
https://mobile.line.me/support/apn/android/
まずは設定画面へ行き「もっと見る」をタップ。
すると「無線とネットワーク」の画面になるので、「モバイルネットワーク設定」を選択します。
ネットワーク設定の画面になるので、LINEモバイルで利用するSIMの「アクセスポイント名」をタップ。
アクセスポイント名の一覧が表示されるので、そこからLINEモバイルを選択します。
アクセスポイントの編集を確認して、APNやユーザ名などがマニュアルと同様になっているかを確認。
僕の場合は自動的にすべて設定されている状態でした。
後は、ネットワーク設定画面に戻り「データ通信を有効にする」をONにすれば端末の設定は完了です。
ここまできたらもうあと一歩。
https://mobile.line.me/mypage/login/
LINEモバイルのマイページにログインし、MNP開通の申し込みをします。
これで乗り換え完了。僕の場合は1時間ほどで切り替わり、通話が可能な状態となりました。
当たり前ですが、乗り換え前の端末での通信は切れてしまいますので、ご注意を。
まとめ
ソフトバンクからLINEモバイルへの乗り換え手順をまとめてみました。
こうやって書くと長くなりましたが、実際やってみると思っていたよりも簡単でしたし、ストレスもほとんど感じることなく乗り換えできましたよ。
実際に乗り換えてみると、頻繁に利用するSNSなどのサービス(LINE・Twitter・Facebook・Instagram)がカウントフリーなこともあって、3GBでも十分なほど。
しかも以前よりも月額利用料が4分の1とあって、文句一つありません。
これまで高い月額利用料に気付いていながら、ほったらかしにしていた自分に反省……。
同じような状況の方の参考になれば幸いです。